○企業法○
第1問目
平成8年(96年)問題48
次のア〜オまでの記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。
ア
A商人は営業の範囲内でBのためにある行為をした。Aは報酬について特約がない場合でも,Bに対して相当額の報酬を請求することが
できる。
イ
A商人はBを支配人に選任したにもかかわらずBの選任登記をせずに,支配人でないCを支配人として登記していた。Aは第三者に対して
Bが支配人でないと主張することができないし,またCが支配人でないということも善意の第三者に対して主張することができない。
ウ
Aは末期ガンの疑いがあると医師に宣告されていたにもかかわらず,このことを隠してB生命保険会社と生命保険契約を締結した。
後日このことを知ったBは原則として一方的に契約を解除することができる。
エ
A商人は,自分がB商人に売却した製品の数量が約束した数量に不足していることを知っていたが,そのことをBに告げないまま製品を
Bに引き渡してしまった。引渡から3か月後にこれを知ったBは売買代金の減額を請求することができる。
オ
A陸上運送人の使用人の過失によって運送品(高価品を除く)が焼失した場合でも,貨物引換証の所持人はAに対して損害賠償を請求
することができない。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ 5.オ
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