シトラス・ムスキー・ノート。マンダリン、ライム、オレンジ、アップルなどがマイルドに香り立つトップから、フリージアやバイオレットがふわりと広がるミドルへ。ラストはムスクやサンダルウッドが穏やかに男らしさを表出。デイ・タイムであればカジュアルでもオフィスでも使えそうです。

1989年に発売された今作「EFFUSION」は、「（感情）の噴出」という名前の通り、ピリリとスパイスの効いたフルーティ・フローラルの香りで貴女の魅力を存分に振り撒いてくれます。グレープフルーツ、キウイ、パッションフルーツなどが元気良く香り立つトップ。ローズ、ジャスミン、クローブ、ナツメグなどが大人の女性らしさを感じさせるミドル。ラストはムスクやベチバーがふくよかにセンシュアルを奏でます。

こちらは1994年に発売されたカップリング・フレグランスのレディスです。フローラル・アンバリー・ノートのクリアで風雅な香調をベースに、「TWICE」というネーミングらしく、トップとミドルで異なったフローラル香が香る、重層的で愉しいアイテムに仕上げられております。リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、ウォーターフルーツ、ピーチ、アルデハイド、タジェットなどがみずみずしくアクアティックなフルーティー・フローラルを沸き立たせるトップから、ガーデニア、ヴァイオレット、ローズ、ジャスミン、イリスなどが、広がりのあるエレガンス・ビューティーをリッチなブーケで際立たせるミドルへ。ラストはアンバー、ムスク、サンダルウッド、ハニーなどが緩やかでグラマラスなフェミニン・スウィートを浮かび上がらせ、奥深くセダクティブなセンシュアリティをアピールしてくれそうです。

トップではユズ、レモン、ホワイトミント、タジェットなどがフレッシュに香り立ち、ミドルでゼラニウム、ジャスミン、ラベンダー、タイム、タラゴンなどが快活なグリーン香を広げます。ラストはパチョリ、サンダルウッド、ライム、ベチバーなどが、あくまでもすっきりとした残り香を創出。春、夏向きで、カジュアル、オフィス、どちらのシーンでも重宝する、使い勝手の良い香水です。