OSEとはフランス語で「オズ」という読みでしょうか。ネーミングの由来は分かりません。香りはエキゾチックでサブタルなフローラル・オリエンタル・ノート。ドラマティックで華やかな印象ですが、キリッと一本芯の通った強さを感じさせ、甘すぎない大人の香りに仕上げられております。ベルガモットやグリーンノートがスッキリと香り立つトップから、ローズ、ジャスミン、カーネーション、ラベンダー、リリー・オブ・ザ・ヴァレイなどが高貴で普遍的なフローラル・ブーケを創り上げるミドルへ。ラストはバニラ、ベチバー、トンカビーンズ、ムスク、サンダルウッド、シダーなどが、ゴージャスで艶やかなセンシュアル・スウィートを沸き立たせ、ホットでしなやかな魅惑的な女性美を演出してくれそうです。

1957年に立ち上げられた、フランスのクチュール・メゾン「GUY LAROCHE」。1994年からは、亡きラロッシュの後を受け継ぎ、ミッシェル・クランがクチュール部門のデザイナーをしていることでも知られております。こちらは本ブランドのフレグランス・ラインから1999年に発売されたメンズ香水です。 1982年に発売されたドラッカー・ノワールのニューバージョンで、香りの海賊（DRAKKAR）は、さらにダイナミックになって帰ってまいりました。オリジナルのライト・フゼアの、漢らしい甘苦さをほろりと感じさせながら、こちらはややオープンで若々しいエナジャイジングを湛えたジェントル・スタイルをイメージさせるフゼア・フレッシュの香りに仕上がっております。グレープフルーツやグリーンアップルなどがマイルドな甘さを香り漂わせるトップから、レッドペッパーなどがモダンでキリッとした苦味を浮かび上がらせるミドルへ。ラストはサンダルウッドやシダー・リーブスなどが、温かみのあるエレガントなマスキュリンを香らせ、セダクティブでマンリーな貴方の漢としてのロマンティシズムを演出してくれそうです。

独特の甘さとピリっとした苦味。ラベンダー、シトラスオイル、ベリー、サンダルウッドなどのブレンド。

南太平洋フィジー諸島をイメージした、ギラロッシュ初のフレグランス。フローラル系の名香として、発売から３０年以上経った今も人気は衰えを知りません。 フローラル・グリーンの清清しい香り。トロピカルフルーツとフローラルの新鮮な香りとシダやモスの心地よいグリーンノートがエキゾチックに香り立ちます。