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２００２年の「パリ・オーデプランタン」、２００３年の「パリ・プルミエローズ」に続く、大ヒット作「パリ」のアレンジ・ヴァージョンの新作が今年もお目見えいたしました。年度限定ですので、お早めにお求めくださいませ。 「パリ」と言えばバラ。と言うわけで今作もローズ香を主体として、オリジナルと同様に、微笑ましい香りに仕上がっております。
ローズのつぼみ、オレンジブロッサム、バイオレットなどのトップ。ワイルドローズ、ブラックベリー、ミュゲなどのミドル。ラストはブランブル・ウッド、サンダルウッド、ムスクなどが穏やかに香ります。ロマネスクを舞い散らす、高貴でたよやかなバラの香りは健在です。オールシーズンで気軽に使えます。一噴きすれば、そこはもう「バラの森」。

１９６４年発表のイヴ・サンローラン初の香水。それまでの重々しい香りから脱却した軽めの香りで、当時人気を博しました。ファッションの最後のポイントとして香りに目を向けたサンローラン。頭文字Y（イグレット）の一文字を商品名にするところにその自信の程が伺えます。